整形外科について
整形外科の疾患は、骨、関節、筋肉、靭帯、腱などの運動器官に関わる病気のことを指します。この病気は、遺伝的要因、外傷、老化、肥満など様々な原因で発生します。
整形外科疾患では、以下のような症状が見られます。
・歩き方がおかしい
・抱っこすると痛がって鳴く
・片方の足や手を挙げている(地面に着けない)
・手足の一部が腫れている など
代表的な整形外科疾患
・膝蓋骨脱臼(パテラ)
・前十字靭帯断裂
・股関節脱臼症
診断方法
視診と触診を行い、痛みの箇所や動作の異常を確認します。ご自宅での歩き方や動きをスマホなどで撮影して見せていただけると、より正確な診断に役立ちます。
さらに、レントゲン検査などの画像診断を行うこともあります。これにより、骨や関節の状態を詳しく確認し、適切な診断を行います。また、必要に応じて血液検査を行うこともあります。
まとめ
犬の整形外科疾患は、適切な対処と予防によって管理できます。日常生活でのケアや定期的な健康チェックを通じて、愛犬の健康を守りましょう。
足をケンケンしたり歩き方がぎこちなかったりするような場合は一度ご相談ください。
また症状が改善しない等、お困りごとがございましたらセカンドオピニオンも受け付けております。一度、診察にいらしてください。